他チームに先駆けてナビスコカップ予選Aグループでの全日程を消化済みだった鳥栖。勝ち点8で予選突破にわずかな望みを残して最終節の結果を待ったが奇跡は起きず、クラブ史上初の予選グループ突破はならなかった。
森下仁志監督は「ホームの湘南戦がもったいなかった。あれだけチャンスがあって勝ち切れなかった。でも、ナビスコカップも突破しようと思ったらチーム力を上げないといけない。いつも(リーグ戦で)出ている選手が出れるわけではないのでそういう意味では再確認できた。全員が力をつけていかないとそういうチャンスはない」とナビスコカップでの戦いを総括した。
収穫については「(鎌田)大地含めて若い選手が出てきてそれはプラスになるだろうし、若い力は絶対に必要になる」と若手の台頭を挙げた。「浦和のように外から獲ってきて競争力を上げるというのは(鳥栖では)なかなか難しい。若い選手を鍛えて競争力を上げていかないと」と今後への展望も語っていた。
(鳥栖担当 杉山文宣)
2015/06/04 17:05