横浜FCに加入したレアンドロ・ドミンゲスが、初めて実戦形式のトレーニングに参加した。
黄色ビブス組に入ったレアンドロは、中盤の中央でプレー。寺田紳一とのパス交換からチャンスを演出した。まずは三浦知良とのワンツーでディフェンスを突破してシュート。続いてカズの右サイドからのクロスを、浮かせたトラップで二人かわしてシュートまで持ち込んだ。さらにはバイタルエリアでボールを受けると、瞬時に浮き球で大久保哲哉にピッタリ合せる技ありのパスも披露。いずれもシュートが枠をそれたが、8分足らずの短い時間で3つの決定機に絡んでみせた。
猛暑の中のトレーニングだったが、「ブラジルも暑かったから問題ない」と語る“救世主”は、「フィジカル面でキツい練習もこなしてきて、体も軽く、キレも良くなっている」と、登録明けの22日ホーム第24節・長崎戦に照準を合わせている。「ゲーム形式をこなすことで、ほかの選手の特徴も知ることができた。クオリティーの高い選手が多いし、これからもさらに皆の特徴を知って、アシストやゴールに絡んでいきたい」と、横浜FCでのデビュー戦へ着々と準備中だ。
写真:芥川 和久
(横浜FC担当 芥川和久)
2017/07/12 19:30