小池純輝にとって次節(明治安田J2第26節)・水戸戦は古巣戦となるが、「僕がいたころ西ケ谷(隆之)監督はいなかったし、一緒にやってた選手は本間(幸司)さんとか、少なくなりましたね」と、月日の流れの速さにしみじみ。しかし水戸のサポーターの温かさは今も小池にとって特別のようで、「移籍してから毎年、アウェイに行ってもいつも温かく迎えてくれた。前回は出場できなかったので、ピッチでやってる姿を見せたい」と、古巣戦に健闘を誓った。
「対戦が楽しみな選手」を聞いたところ、小池と入れ違いで12年に水戸に加入した三島康平の名前が上がった。同じ埼玉県出身の同い年。小池は浦和ユース、三島は浦和東高校。「埼玉選抜とかで一緒だった。当時の三島はCBとかボランチで、ヘディングは昔からすごかった」と、今は水戸の前線でその高さを生かす旧友を警戒した。「でもこっちには、三島の大学(駒澤大)の先輩のジャンさん(大久保哲哉)がいるので、高さなら負けない。良い形でボールを入れたい」と、対決を楽しみにしていた。
(横浜FC担当 芥川和久)
2015/07/25 07:00