23日、仙台は明治安田J1第1節・札幌戦に向けた調整を、当日の会場であるユアテックスタジアム仙台で行った。
仙台は1月18日から鹿児島県さつま町、宮崎県延岡市、宮崎市で36日間にわたる長期キャンプを実施。22日の夜に仙台に戻ったばかりだが、翌日から札幌戦に向けて仙台市内での最終調整に移った。仙台のトップチームがユアテックスタジアム仙台のピッチに立つのは、昨季の最後の公式戦であるJ1最終節(11月3日)以来。昨季のJリーグベストピッチ賞を受賞後は初めてである。選手たちは「やっと帰ってきた、という感じ」(奥埜)という気持ちとともに、久しぶりの仙台での練習に取り組んでいた。
また、今季からのユアスタでは、Jリーグのスマートスタジアム第1号としての無料Wi-Fiサービスを利用した各種観戦ガイドの提供や、LEDビジョンや投光器による“EXCITING ユアスタ!”と銘打たれた演出を開始。ベンチのシートは暖房設備付きのモノに替わるなど、さまざまな変化がある。
その変化の一部を体感した富田主将(写真上・右)は、「クラブとしても変えていこうとしているので、自分たちが結果を出していろいろ変えていきたい」と、気を引き締めていた。
写真上:ひさびさにユアスタのピッチに立った選手たち
写真下:VEGALTA FREE Wi-Fi の告知チラシとテスト画面
(仙台担当 板垣晴朗)
2017/02/23 18:49