出場すれば対戦相手として熊本のホームスタジアム(えがお健康スタジアム)に初めて立つ仲間隼斗。「芝のにおいとか、空気とか、全部楽しみたい」。
讃岐の開幕戦はアウェイでの熊本戦。11年に熊本でプロ生活をスタートさせた仲間にとっては、特別な思い入れのあるスタジアムの一つ。しかしながら、仲間は讃岐に移籍してから未だ対戦相手として熊本のホームスタジアムに立ったことはない。15年は熊本からの期限付き移籍による契約条件でホーム・アウェイとも出場には至らず、16年は出場しているが震災の影響でアウェイ戦の開催場所はベストアメニティスタジアム(鳥栖)だった。
讃岐の背番号19を背負い、開幕戦という大事な舞台で初めて熊本のホームスタジアムに立つ。「楽しみだし、楽しみたいです。スタジアムの雰囲気だったり、サポーターの威圧だったり。ブーイングとかもそうです」。ブーイングすら期待する仲間だが、愛される選手だけに、そういう場面には遭遇できないかもしれない。「多少は出て欲しいですけど(笑)」と笑顔で答えた。
そして、讃岐の今季の目標は『6位以内』。試合を楽しむことはもちろんだが、同時に「6位以内を目指す上で開幕戦は落とせません。勝ち点3をしっかり取ってホームに帰ってきたいです!」と言葉からも意気込みが伝わってきた。
(讃岐担当 柏原敏)
2017/02/23 18:47