横浜FMのMF喜田拓也がリオ五輪に臨む“仲間”にエールを送った。
喜田は5月のトゥーロン国際大会に出場したが、最終選考の段階で惜しくも選外となり、リオ行きを逃した。U-16日本代表からすべての年代で日の丸を背負い、五輪代表メンバーの多くとしのぎを削ってきた自負がある。だからこそ言葉は自然と熱を帯びる。「自分たちの世代はあまり前評判が高くなかったし、“勝てない世代”と言われてきた。だからリオ五輪では日本の力を証明してほしいし、見返してほしいという気持ちもある」。
応援する気持ちと同時に、悔しさもある。だが、それもポジティブに捉えている。「試合はもちろん全部見る。あえて試合を見て、力を溜める。それをエネルギーに変えて爆発させたい」。
リオ五輪には出場できなかったが、喜田はこれからも同世代のライバルを意識していく。
(横浜FM担当 藤井雅彦)
2016/08/03 16:02