福岡の井原正巳監督がブラジル帰りの若武者に言及した。
リオ五輪に参加するU-23日本代表にトレーニングパートナーとして帯同していた冨安健洋が帰国し、チームに再合流した。3日の練習はフルメニューを消化したが、「時差ボケとかそういうところだけかなと思うけど、ちょっと体の張りはあるみたい」と井原監督が語るように、万全の状態ではないようだ。
しかしながら、「去年は遠征に行って帰ってきたらヘロヘロだったが、たくましくなってきている」(井原監督)と昨季までとの違いも指揮官は感じ取っている様子。富安が出場したブラジル戦についても本人と話したそうで、「本人に聞いたら『もう試合(のすう勢)は決まっていたから、流していた感じだった』と言っていた」と落ち着いた様子で事もなげに振り返っていたそうだ。
ブラジルに出発する前のリーグ戦2試合では先発出場し、1勝1分とチームの好成績に貢献した若武者の帰還だけにチームの期待も大きい。コンディション次第だが、今週末のJ1・2nd第7節・大宮戦出場にも期待が懸かる。
(福岡担当 杉山文宣)
2016/08/03 17:32