29日のロシアW杯アジア2次予選を終え、30日代表勢が浦和に戻ってきた。
29日のシリア戦は槙野智章、柏木陽介の出番はなかったが、西川周作はフル出場。ライバルの東口順昭(G大阪)が出場したアフガニスタン戦とは打って変わってピンチもあったが、スーパーセーブを連発するなど5-0の勝利に大きく貢献。
そして個人ではという日本人初の偉業を成し遂げた。西川にとっては2015年に浦和で達成した7試合連続無失点や16試合無失点のクラブでの記録に続く代表での記録。
「偉大な選手を超えられたのは素直に嬉しい」と松永成立氏(現横浜FM・GKコーチ)や川口能活(相模原)の記録を超えたことを喜びながらも、「最終予選で相手が強くなってもできるかが問われてくるので、9月からまた始まるけど、それまでしっかりとした準備と、レッズで常にチャレンジする気持ちを持ってやりたい」と気を引き締め直していた。
さらに「自分で作った記録は自分で塗り替えていきたいし、まだまだ満足できないなって。このチームでタイトルを取らないと来た意味がないと思っているので、1年が終わってゼロが何個あるか、自分としても楽しみ」と次なる記録と浦和での結果を貪欲に欲していた。
(浦和担当 菊地正典)
2016/03/31 12:10