8日の練習では、10日の千葉戦を想定した11対11を実施。その途中、給水の時間を利用し、北嶋秀朗が戦術ボードを使って2トップを組む齊藤和樹に何やら説明している様子が見られた。
「守備の仕方について話しました。相手のサイドバックがボールを持っているときとかに、2トップでしっかり追っている雰囲気を出そうと。横パスに対して寄せる、CBに下げたらそこも追う、そうやって“雰囲気を出す”ことで相手に気持ちよく回させないようにできるし、うまくいけば本当に取れたりして、ショートカウンターも効く」
前節・鳥取戦の反省から、今週のトレーニングではチーム全体のバランスを意識づけたものの、土台として高い位置からプレッシャーをかけるという姿勢が変わるわけではない。前2人のチェイスから始まる守備でペースを握って、初勝利につなげたい。
(熊本担当 井芹貴志)
2013/03/08 15:19