「正直驚きました」。これが、U-22日本代表候補トレーニングキャンプメンバー選出の連絡を受けた高橋祐治の、最初の感想だったそうだ。もちろん、「チャンスをもらった以上は自分もオリンピックに行ける可能性がある。そこはアピールしていかなければいけない」と意気込んでいる。
今季、期限付き移籍で加入した高橋。自身で成長を感じる点について尋ねると「心構えだったり、気持ちの面」と精神的な部分を真っ先に答えた。
「こっちに来る前(京都時代)はプライドが高かったかもしれません。そういうのをなくしてひたむきにトレーニングすることが大事だと思いますし、自分がうまくなることを本当に考えてサッカーに向き合うことができました。北さん(北野誠監督)もウエミーさん(上村健一コーチ)も本気でぶつかってきてくれるし、本気で教えてくれているのが伝わってきます。本気になってくれる人、大人になっても怒ってくれる人は本当に大事にしなければいけないと思います」
讃岐で得たガムシャラさを、存分に見せつけてきて欲しい。
(讃岐担当 柏原敏)
2015/11/21 07:00