佐久間(悟)甲府のV字回復に大きく貢献した韋駄天ドリブラー・伊東純也。途中出場から貴重なゴールを決めてきたが、中盤戦から終盤戦にかけてはけがもあって先発の機会は減っていた。しかし、コンディションも回復し前節(明治安田J1・2nd第16節)・名古屋戦(2●4)に続いて連続先発の可能性が高い天皇杯4回戦・柏戦。7節ぶりに先発した名古屋戦はシュート4本もゴールがなく悔しい思いをしているが、柏戦に向けて「積極的にシュートを打って1点取る。120分でも大丈夫です」とやる気満々。チーター系スプリンターなので後者はどうか分からないが、前者には大きく期待できそうな雰囲気。
4回戦に勝てば次、準々決勝(12/26)はクリスマスを挟むので、遠い国から来てくれている外国人選手がリーグ最終節(11/22)後に「ひざが痛い、腰が痛い、国に戻って治療したい」と言いださないか、どのクラブも心配していると思うが、横須賀生まれの伊東は公私に問題なし。「クリスマスは予定ないですから、サッカーしたいです」。
この発言に、「どういうこと?」とお怒りになる女性がいないことを祈りつつ、柏に挑む。
名古屋戦は不完全燃焼だった伊東だが、やる気満々の勢いを天皇杯・柏戦でどう発揮するのか注目
(甲府担当 マツオジュン)
2015/11/14 21:13