柏のトップチームに加入して2季目となる輪湖直樹だが、もし15日の天皇杯4回戦・甲府戦に出場すれば、柏の選手としては“天皇杯デビュー”を果たすことになる。
今季は25歳にして初めてJ1のレギュラーに定着しただけでなく、ACLでも中国や韓国の代表選手と互角のバトルを見せた輪湖。「やっていてどの対戦相手も新鮮で、その国によって違う良さがあった。サッカー選手としてプラスになった。やっていて“やれる”という手ごたえがあって、すごく楽しかった」とその経験と収穫を振り返る。
一発勝負の天皇杯にはリーグ戦、ACLとまた違う難しさもある。輪湖は「柏の選手たちはトーナメントに慣れている。そういった選手たちがリードしてくれると思う」とチームメートを頼りにしつつも、「ACLに出るためには絶対に勝たないといけない」と強い決意を口にしていた。
(柏担当 大島和人)
2015/11/11 19:43