ウイングバックで勝利に貢献
大活躍のローマ戦に続くスタメン出場。FKを蹴っては決勝ゴールに絡み、さらに後半途中からはキャプテンマークも腕に巻くなど、トリノ戦でもDF長友佑都は派手に立ち回っていた。だがこの日の重要なことは、3-5-2のウイングバックとして前節とはまったく違うタスクをこなし、トリノの戦術上のキーマンを抑えたことにあった。
以前コラムでも書かせていただいたが、ロベルト・マンチーニ監督は3バックをオプションとしてテストしていた。そしてホーム無敗のトリノと対戦するにあたり、「システムをミラーにした方が効果的」と、同じ3バックでかみ合わせることにしたのだ。前節の好パフォーマンスを受け右にはDFダニーロ・ダンブロージオを、そして左には長友を置く。そして長友にマッチアップをさせたのは、現在セリエAで最も強力なアウトサイドといわれるMFブルーノ・ペレスだった。持ち味は爆発的なドリブル突破で、昨年のトリノダービーでは80m近い距離を独走しシュートををねじ込んだ…
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(BLOGOLA編集部)
2015/11/11 18:55