満身創痍でのハットトリック
満身創痍の状態でも力を出せる。それが、FW武藤嘉紀が持つ選手としての強さである。
今季、3月に開幕したJリーグでは、連戦に次ぐ連戦の影響と、毎試合相手DFから受けたハードマークにより、体がボロボロの状態になりながらも戦い続けた。1stステージで残した成績は、17試合10得点。腰を強打し、足を引きずりながらもFC東京を勝利に導く決勝点を数多く挙げ、チームを2位という好成績に導き、ドイツへと旅立った。
ブンデスリーガ第11節、アウクスブルク対マインツ。武藤はこの試合、前節に負った左足首のケガがまだ癒えず、痛み止めの薬を服用して試合に強行出場することになった。この一戦に向けた練習では、連日グラウンドに出ることが出来ずに室内調整のみ。まさに、ぶっつけ本番の戦いを余儀なくされたのだった…
※上記ボタンを押すと「J:comサッカー特集」へリンクします。
(BLOGOLA編集部)
2015/11/04 17:03