サラーを相手にもスピードで勝利(写真=Getty Images)
強豪相手に巡って来たチャンス
31日ローマ戦の開始直前、プレスルームではどよめきが走っていた。「どういうことだ?」メンバー表を手にした地元記者たちは口々に語る。発表されたインテルのスターディングイレブンにはこれまでスタメンを守り続けていたFWマウロ・イカルディの名がなかった。そしてサイドバック。右は長らく出場から遠ざかっていたダニーロ・ダンブロージオが、そしてパレルモ戦から2試合ぶりの先発出場となる長友佑都は右SBではなく本職の左SBだった。選手たちに知らされたのは「ちょうど19時になるとき」(ダンブロージオ)、つまり試合前のミーティングだった。
ロベルト・マンチーニ監督の意図するところは予想できた。攻撃的なローマに対して組織守備で対抗。前線のプレスに参加せず、指揮官が不満を漏らしていたイカルディを外したのもその理由だろう。そしてSBの人選はスピード重視。今シーズンここまで25点を奪ったローマの攻撃陣には、FWジェルビーニョにFWモハメド・サラーという超高速FWが2人もいる…
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(BLOGOLA編集部)
2015/11/04 17:07