最近、練習中にアン・ヨンハとロク・シュトラウスが並んで、何か話しながら走っている場面を見かける。どうやら英語で会話しているようで、そのことをヨンハに尋ねてみたところ、「今年から英会話にチャレンジしてるんです」とのこと。週一でスクールに通いながらも、実は「それだけじゃなかなか上達しなくて。教材として海外ドラマも見てるんですけど、早くてついていけない……」と悩んでいたという。
そんなところに現れたのが、スロヴェニア人のロク・シュトラウス。「ヨーロッパ人で、母国語じゃない人の英語って聞き取りやすいんですよ。良い練習台になってもらってます(笑)」と、この夏、ロクの加入はヨンハにとっても即戦力のピンポイント補強だったようだ。
英語もマスターすれば、3ヶ国語を操れることに。今月25日には37歳の誕生日を迎えるが、「将来は敏腕エージェントになろうかな(笑)」。……というのは冗談で、「サッカー界で国籍関係なしにいろんな国の人々とつながるようになりたい」と、将来へ向けての準備も着々と進めている。
(横浜FC担当 芥川和久)
2015/10/16 07:00