リーグ戦7連敗と苦しい状況で天皇杯ウイークに突入した横浜FCだが、練習場は賑やかで活気づいている。というのもここにきてけが人が続々と復帰し、プレーする人数が増えているからだ。先週から全体練習に完全合流した野崎陽介、渡辺匠は24日の東京学芸大学との練習試合に約15分間出場し、公式戦への復帰も間近。ナ・ソンス、アン・ヨンハも今週初めから部分合流し、今日の練習ではフルメニューをこなした。さらには新外国籍選手も練習に参加しており、「競争が激しくなるのは良いこと」と、ミロシュ・ルス監督も選手たちの活気に目を細めていた。
中でもその実績、プレースタイルからサポーターが復帰を心待ちにしているのはアン・ヨンハだろう。彼自身も「ここまで何も力になることができなくてすごくもどかしかった」と、チームの状況に胸を痛めている。「すぐにでも出たい気持ちだけど、早くコンディションを上げて、一試合でも力になれるように頑張りたい」と、頼れる守備的MFは意気込んだ。
(横浜FC担当 芥川和久)
2015/08/28 20:46