今期2度目の長期離脱から復帰し、先週の天皇杯2回戦・札幌戦(0●1)で58分から40日ぶりとなる公式戦出場を果たした野崎陽介。その翌日に行われた練習試合にも出場しており、「良かったです、90分出られて。コンディション的にも上がってきている」と、充実した表情を見せた。
天皇杯ではトップ下の位置に入り、持ち前のアジリティーを発揮してDFの間でボールを受け、攻撃の活性化をもたらした。「(間で受けるのは)持ち味なので、それを得点に結び付けたい」。ではゴールに結びつけるために必要なものは何か? 野崎は「3人目の動き」だという。「僕が間で受けたときに、3人目の動きをチームとしてできるようにしていければ」。自身の上り調子をチームにも波及するべく、先週の良い感触のまま臨む明治安田J2第31節・札幌戦でまずは結果を出したい。
(横浜FC担当 芥川和久)
2015/09/09 20:38