8月29日、アルウィンで行われた天皇杯1回戦(vsサウルコス福井/3○0)ではヒーローとなった。
21分、左CKからのこぼれ球を押し込み、先制点を挙げたのはウィリアン。試合後には「セットプレーからのゴールだったんですが、安藤(淳)がすらしたところをファーサイドの自分が押し込んだゴールでした」と冷静に振り返ったが、結果的にそのゴールが決勝点になった。
今夏、ブラジル・セリエBのECバイーアから完全移籍で加入。プロとしてのキャリアはすべてブラジル国内でのものだったが、以前より海外挑戦への希望が胸にあった。松本からのオファーにもほぼ即決で回答し、新天地での冒険をスタートさせた。
スペースに飛び込む動きと、DFに的を絞らせないスピードが特長。もちろん得点力アップのためにゴールという結果も求められるが、「次もゴールを決めて、サポーターの皆さんに喜びを与えたい」と燃えている。
(松本担当 多岐太宿)
2015/09/03 19:15