明治安田J1・1stステージで苦闘の続いた松本。移籍ウインドウの開くこの夏に複数の新加入選手を獲得し、2ndステージでの巻き返しを誓っている。
「やりがいがあって、自分を必要としてくれるチームでプレーしたいと思っていました」と話す安藤淳は、関西大から京都で長らく主軸選手として活躍。14年からC大阪に移籍していたが、今季は5月に負った負傷もあって試合出場は多くなかった。出場機会を欲していたころ、松本から届いたオファーに「必要としてくれたことがうれしかった」と応えた。
本職はボランチながら、京都・大木武監督時代にはCBやサイドとしても活躍。松本でも紅白戦やトレーニングマッチでCBや左ウイングバックとして起用されており、「複数ポジションができることが自分の強みで、それを武器にしたい」と燃えている。
松本とは京都時代の12、13年と対戦経験がある。「スタジアムの雰囲気はJ1でも特別。プレーするのが楽しみです」。
(松本担当 多岐太宿)
2015/07/03 18:01