明治安田J2第22節の福岡戦での敗戦(2●4)から一夜明けて、柱谷幸一監督はこんなふうに語って悔しさを表現した。
「昨日の試合が終わってから、今日の練習が終わる今までの間に、『もったいない』という言葉を少なくとも100回は口にし、あるいは心の中でつぶやいたと思うよ。すべての失点がもったいなかった。失点の仕方、時間帯、すべてがもったいない」
90分の流れで考えると、北九州らしいボール運びや、攻撃のアイディアを出すことができていただけに、余計にもったいなさを感じたのだとか。また、警戒していたはずのセットプレーから失点を重ねたことも悔しさに輪を掛けた様子。短い時間でセットプレーからの失点という課題をどう改善するのかと問うと、指揮官はこう答えた。
「やることは一つ。映像で振り返り、責任を明確にすること。もう一度、一人ひとりの役割を明確にすること以外、改善の手段はない」
(北九州担当 島田徹)
2015/07/10 07:00