福岡とのダービーマッチを2日後に控えた練習は、コンディション調整に主眼を置いたリラックスムードの中で行なわれた。ただ、ダービーに向けて、心のスイッチはすでにオンになっているようだった。
「このチームには自分も含めて他の地域出身者が多いから、北九州市の人々やサポーターが持つ福岡市やアビスパに対する特別な感情を持っているわけではない。でも、我らを後押ししてくれる人々がそんな感情から勝利を望むのなら、その期待には応えないといけない。だから、地域の人々のため、サポーターのために、福岡とのダービーには絶対に勝たなくてはいけないのです」(柱谷幸一監督)
「九州ダービーの中でも、福岡戦は特別な存在。正直、燃えていますよ」(星原健太)
「金沢戦(明治安田J2第21節/1△1)後にサポーターの方々が福岡戦に向けて歌ってくれた。その時点でスイッチは入っている。僕はクールに見られがちですが、意外に、“そう”なんですよ」(風間宏希)
水曜日の夜はレベスタに行かなきゃ、でしょ?
(北九州担当 島田徹)
2015/07/06 19:42