横浜FMから五輪代表へ。横浜FMのMF喜田拓也は明治安田J1・1st第16節・鹿島戦での日本代表MF柴崎岳との対戦を楽しみにしている。そして、その視線はリオ五輪代表をしっかり見据えている。
柴崎は2学年先輩にあたる選手だが、同じボランチということもあって最近の充実ぶりは自然と意識するのだろう。喜田にとっては今回が初対戦となるが「いろいろなことができる選手。日本代表でも先発で出ているし、対戦できるのは楽しみ」と喜びを隠しきれない。
そして鹿島戦の2日後の22日にはU-22日本代表の発表がある。最近はなかなか選出されないが、喜田は「常に意識している。もちろん入りたい」と意欲満々だ。そのためにも柴崎と直接対峙できる鹿島戦は、自らの実力を図る貴重な機会になるだろう。「ゲームコントロールの力を磨きたい」という向上心を持つ20歳の若武者には無限の可能性がある。
(横浜FM担当 藤井雅彦)
2015/06/18 20:37