仙台は30日に第22節・横浜FM戦を迎える。両チームともセットプレーが強いこと、さらに仙台にとっては前節・神戸線での2得点目も失点もCKから決まったことから、セットプレーは勝負のカギを握る大きな要素だ。「前節の反省について今週は本当にみんなで活発に話し合ったので、それを生かしたい」とする石川直樹。「野沢(拓也)さんが入ってまた違うタイプのいいボールが来るようになったので、どのボールにもしっかりタイミングを合わせ、セットプレーのチャンスをモノにしたい」と意気込む赤嶺真吾のように、選手達もセットプレーの重要性を認識している。
渡邉晋監督にこのセットプレーについて訊いてみたところ、「われわれのストロング(ポイント)ですし、われわれのスタッフがしっかり分析している。キッカーのタイミングなど、前日練習でしっかり合わせたい」と、前回対戦で2点を叩き出したセットプレーをやはり重要視。そのうえで「企業秘密です」と何度も念を押した。
(仙台担当 板垣晴朗)
2014/08/29 07:00