明治安田J1・2ndの開幕3戦は、中3日で続く日程だ。夏の暑さも加わって、コンディション作りが難しい時期でもある。
仙台はこの日程の中で心身の回復を優先させるときもある一方で、対人守備練習や紅白戦で球際の激しさを忘れないように務める。このバランスが難しいところだが、渡邉晋監督は「これも“メリハリ”です」と考える。
“メリハリ”は渡邉監督が2ndステージのテーマとして掲げている。たとえば試合の状況を読み、守備のやり方を使い分けるように。コンディション作りでも、リラックスと、激しくやるところでの“メリハリ”をつける意識を持っている。
選手たちもそれに応えて、休むべきときはしっかり休み、プレーでは激しさを取り戻す。「水分や栄養補給のタイミングを今まで以上に意識しています」(渡部博文)「プレーのときに切り替えられるような意識付けもできています。シーツを替えたのでよく眠れています」(金園英学)とのことだ。
(仙台担当 板垣晴朗)
2015/07/17 15:55