ウイルソンが明治安田J1・1st第14節神戸戦(1○0)で負傷し、左半腱様筋腱断裂のために長期離脱を余儀なくされた。エースの穴を埋めるべく、仙台FW陣は奮起。Jリーグヤマザキナビスコカップ第7節・川崎F戦(1△1)ではルーキー・西村拓真が先発出場を果たし、J1・1st第15節鳥栖戦(5○0)では金園英学が2得点と活躍した。
山本大貴も、ゴールを目指し練習を重ねている。前述の川崎F戦ではフル出場で走り回り、鳥栖戦では終盤数分の出場ながらハモン・ロペスとの連係で決定機を作った。「川崎F戦のように、相手の裏に抜ける動きから何度もチャンスを作れたのは大きかった。でも2試合ともシュートを打てないまま終わってしまった」と、反省点を口にする。この2週間のシュート練習では左右両足でファインゴールを決めているだけに、「チャンスのときにシュートを打てるポジションをしっかり取れるように、連係をもっと深めたい。そしてゴールという結果を出したい」と意気込む。まずは13日の練習試合での得点、そしてその先の今季公式戦初得点を目指す。
(仙台担当 板垣晴朗)
2015/06/12 15:36