31日に、仙台は東北社会人リーグ1部のガンジュ岩手と練習試合を行った。形式は40分×3本。
仙台はすでに明治安田J1・2nd第15節終了時点でJ1残留が決まり、ホーム最終戦も終え、今週末は公式戦がない。この状況で気を緩めないために、「“戦闘態勢”のスイッチを入れる試合にしたい」(渡邉晋監督)として臨んだこの一戦。結果は1本目が2-0(得点:ハモン・ロペス、武井択也)、2本目が2-0(得点:杉浦恭平、山本大貴)、3本目は3-0(得点:山本、杉浦、西村拓真)。合計7-0となった。
「守備やドリブル、クロスなどを修正したところを、早くこの試合で実践したかった。(杉浦のゴールをアシストできて)結果を出せたものの、精度をもっと上げなければいけない」と蜂須賀孝治が振り返れば、この日2得点1アシストの山本も「ゴールできたことは良かったのですが、オフサイドトラップに引っかからなければもっと取れた」と、どん欲に上を見る。ある程度の手ごたえを得た一方、そこに満足しない向上心を持って、仙台は11月の公式戦に臨む。
(仙台担当 板垣晴朗)
2015/10/31 18:43