全体練習の後は各自がテーマを持って30分ほど自主練習に取り組んでいる。DF陣はステップワーク、サイドの選手はクロス、FWはシュート、若手はミニゴールを使った1対1などに励むなか、藏川洋平らはスローインにフォーカス。 継続的に取り組んできたことで徐々に球質や飛距離にも改善が見られるようになり、17日にはその様子を見た小野剛監督から「38歳でもまだまだ伸びるなぁ」と声がかかっていた。キャンプ中には、池田誠剛コンディショニングアドバイザーから選手たちに細かいアドバイスがなされていたこともあり、そうした点を意識しているのか聞いてみると…。
「いや、投げ方はあまり変えてないですけどね。ライナー性のボールを投げることは意識してます。一度重いボール(メディシンボール)を投げてからサッカーボールを投げると軽く感じるし」とのこと。
試合中にメディシンボールでの試投はもちろんできないが、リスタートも重要。養父雄仁、鈴木翔登に続くロングスロワー誕生も近い。
(熊本担当 井芹貴志)
2015/04/17 17:57