22日の午前練習で少し変わった光景が見られた。
ゴール前約10m、クサビからのリターンを受けてのシュート練習でのこと、ひと通り取り組んだ後、小野剛監督が選手たちに出した指示は、「外したヤツから水分を取って」というモノ。
中学、高校での部活を思い起こしても、こうしたシュート練習では「決めたヤツからあがる」のが一般的で、決まらなければ延々蹴り続けないといけなかった苦い記憶もあるのだが…。要は「誰が最後まで残るか」を競っていたわけだ。
齊藤和樹、養父雄仁、五領淳樹、中山雄登、黒木晃平、そして新加入のキム・ビョンヨンなどが「決め続けて」後半まで残っていたが、最終的に「生き残った」のは、ビシビシとサイドネットに突き刺していた黒木だった。
(熊本担当 井芹貴志)
2014/07/22 18:27