FC東京の森重真人が、将来の代表キャプテンに意欲を示した。
3月31日に行われた日本対ウズベキスタン(5○1)の72分、本田圭佑が交代でピッチを退く際に、彼から腕章を託されたのが森重だった。
すでにFC東京では主将としてチームを引っ張る存在である森重は言う。「キャプテンとはやはりそのチームで特別な存在であるべき。その重大さや責任感は常に感じている。代表でも、それにふさわしい選手に自分はなっていかないといけない」。
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は先日の会見で、誰に主将を任せるかについて様子を見ていくという考えを示唆していた。2010年W杯の直前に任命されて以降続いた、『長谷部主将』の流れに変化があるかもしれない。
「でも代表でキャプテンマークを巻くにはまだ早い」と、最後は殊勝に語った森重。とはいえ年齢的にも、次の2018年ロシアW杯に向けてチームをけん引する立場になる。森重が主将候補に挙がったとき。それは彼が代表でも代えの利かない選手に上り詰めたときでもある。
(FC東京担当 西川結城)
2015/04/03 07:00