仙台に今季加入した杉浦恭平は、明治安田J1第1節・山形戦(2○0)で68分から出場し、ホームで“仙台デビュー”を飾った。このときの仙台は退場者を出して10人となっており、山形に攻勢を許していた。
この難しい状況でピッチに入った杉浦は、「茂木(駿佑)も、奥埜(博亮)も、タクさん(野沢拓也)も、あのポジション(サイドMF)で攻撃だけでなく守備も頑張っていました。自分もしっかりやらなければいけなかった」と、劣勢に耐えてチャンスを待つチームを支えた。
この展開で途中投入のウイルソンが2得点して勝利。杉浦は勝利に貢献できたことに安堵するとともに、90+3分に訪れた自身のチャンスを決められなかったことについては大いに反省した。
「ウイルソンがあの時間の出場で結果を出したことはさすがだと思いますし、自分もそうしなければいけない」。さらなる出場のチャンスをつかむため、杉浦はチームのゴールに結びつく活躍を誓った。
(仙台担当 板垣晴朗)
2015/03/10 19:27