
仙台の20日の練習では、戦術確認とともに有酸素運動も兼ねたミニゲーム大会が行われた(写真上)。これはGKも含めた6人でチームを組み、5チームが2回戦総当たりで3分のゲームを合計8試合行うモノ。チーム数が奇数のために1チームは“休みの節”となるが、それでもハードな内容だった。順位に応じて練習後の後片付けの分担が決まる。
王者となったのは奥埜博亮や杉浦恭平らの所属した緑ビブスチーム。中でも好調だったのがハモン・ロペスで、タックルを押し返したり、ステップでマーカーをかわしたりして、ゴールを量産。対戦した蜂須賀孝治には「きょうのハモンは何をしても止まらなかった」と評されたくらい大暴れ。そこで翌21日の練習(写真下)後のハモン・ロペスに調子を聞くと、「練習のミニゲームも力を尽くした結果」と冷静だった。「しばらく勝てずに我慢させたサポーターに、ホームで勝利を届けたい」と言うハモン・ロペスには、明治安田J1・1st第10節・FC東京戦(2●3)以来のゴールが期待できる。
(仙台担当 板垣晴朗)
2015/05/22 12:42