ボランチを本職とする前田悠佑と碓井鉄平の2人が今季から新たなポジションでプレーしている。前田はこれまでも高木琢也監督に高いフィード能力と両足で蹴れる器用さを買われて、右のCBとして公式戦に出場したことがあったが、今季はキャンプ中からCBとして練習試合に出場することもあった。前田は「これまでやったことはないが見える景色が違うことを楽しんでいる。同時に責任を持ってプレーしたい。ボール捌きの部分に今は最も気をつかってプレーしています。札幌との練習試合では都倉選手が強烈でした。ちょっとしたスキを突かれることもある」と話している。
一方、練習試合で右のCBで起用された碓井は「右のCBは初めてです。でも、どんなポジションでもかまわない。どこでやっても必ず自分の成長につながるし、ボランチをやる時にその経験が還元できれば良い」と前向きだ。昨季の試合出場数はわずかに1試合。出場して結果を出すためにポジションにこだわりはない。今季はボランチ2人の新たな挑戦にも注目したい
(長崎担当 植木修平)
2015/02/28 18:14