高木琢也監督は沖縄と宮崎で行われた開幕前の練習試合を振り返り、「試合を重ねるごとに徐々に自分たちらしい攻撃の形が出せている」と語り、チームの状況に手応えを感じているようだ。2-1で勝利した札幌戦については「パスミスも最初は攻守の切り替えの部分であったが、ほぐれてくるとそれがなくなった。1本目から3本目までいずれも自分たちの持ち味を出せたと思う。特に花井(聖)やイ・ヨンジェなどそれぞれの選手の持ち味も出たと思う」と評価する。
ただし、今季のJ2はこれまでにも増して厳しい戦いが予想される。「どこも守備に重点を置いている。難しいシーズンになる。一戦一戦大事に戦っていきたい。開幕戦は特にデータがないのでどうくるかわからない。対戦相手の千葉はつなぐサッカーから縦に速いサッカーに変わりつつある。そしてかなり力がある。ショートカウンターは大きな武器だ。運よくホーム開催なので地の利を生かしたい。たくさんのサポーターに詰め掛けてほしい」と県民に応援を呼びかけた。
(長崎担当 植木修平)
2015/02/28 18:18