前節、浦和戦では最終盤、CKの場面で攻め上がり、小林久晃の劇的な同点ゴールを演出した林彰洋。しかし、その翌日、J1昇格プレーオフ準決勝において同じような場面で山岸範宏がGKながら劇的な決勝点を決めたことでそのインパクトが薄れてしまった感がある。そこで林自身に山岸のゴールについて尋ねてみた。
「ゴールを決めた場面がフォーカスされますけど90分の中でどれだけチームに貢献できるかだし、山岸さんが山形に加入してから守備での貢献は大きいと思う。自分も周囲に影響力を与えられるGKになっていきたい」
とのこと。やはり、ゴールではなくGKとしてのパフォーマンスの方で刺激を受けている様子だった。しかし、「浦和戦も俺が2人ブロックしてますからね」と自身についてのアピールも記者陣には忘れていなかった。GK練習では195㎝の身長を生かした高い打点のヘッドだけでなく迫力あるニアへの飛び込みからも決めることがある林だけに得点する日もそう遠くはないかもしれない
(鳥栖担当 杉山文宣)
2014/12/02 15:12