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　加入3日目とは思えないほど、すっかりチームに溶け込んで見える山岸範宏。「チームがすごく温かく迎えてくれて、『ギシさん、ギシさん』と言ってくれるので、そこに助けられている」と感謝を感じる一方で、「すでにイジってくる選手もいるので、調子に乗らせないように（笑）」と警戒の声も。

　一応、念のためにどの選手がイジってくるのかを確認してみたところ、「石井（秀典）、そこにのっかって山田拓巳、あと近くにいる小林亮」とメンバーを明かした。

　山形をいつも見ているメディアやサポーターからすれば、さもありなんないつもの一味だが、「堀之内（聖）に『若い奴に気をつけてください。すぐ調子に乗りますから』と言われていて、ホリから聞いたとおり」と、現在は浦和のクラブスタッフ、昨季の山形時代には“石井一味”からイジられまくっていた堀之内氏から情報は仕入れ済み。事前の準備を大事にする山岸らしく、スカウティングはバッチリだった。