明治安田J1では今季からトラッキングデータが導入されたが、1st第2節のGK部門で走行距離トップが5.44kmの山岸範宏であることは、3月16日発売の本紙第1570号でご紹介したとおり。1st第1節も鳥栖の林彰洋に次ぐ2位だったが、山岸が常に上位につけているのはなぜか。
本紙の中で記者・佐藤は、チームメートへの声がけの多さも要因ではないかと推測したが、山岸本人は「でも1試合で数回ですからねえ」とこれをあっさり否定。では、山岸自身の見解は?
「常にできる限りの準備をしている、その状況状況に応じた良いポジションを取ろうとしているのも要因の一つかもしれない。ただ走ればいいということじゃないけど、いい準備を心がけているのは確か。昔から、どういう試合展開であれ走行距離は短いほうではないと思う。昔、浦和で計測していたときには6kmぐらい行ったことがある」
どんな準備をしているのか、山岸にフォーカスした観戦も楽しそうだ。
(山形担当 佐藤円)
2015/03/17 07:00