連戦の最中の25日、神戸は軽めに調整した。前節のJ1第25節・甲府戦に敗戦(0●2)。首位・浦和との勝ち点差は「14」に開いたが、“初タイトル”を目標に掲げる神戸のチャレンジは変わらない。
安達亮監督は、「(J1優勝を)あきらめるつもりはない。数字上でダメになればしょうがないことだけど、我々は勝負の世界に生きている。そこを考えてやるのが当たり前。1試合勝っても勝ち点3しか積み上がらない。目の前の試合に勝って、勝ち点3を積むことに集中したい」と語気を強める。
これは、甲府戦で復帰を果たした主将の相馬崇人も同様だ。「今年の目標にタイトルを掲げて、それはもうリーグ戦しかない。上に行くには勝つしかない状況だし、それだけを考えたい」と、まずは今節のJ1第26節・広島戦の必勝に照準を合わせた。
離脱していた奥井諒は全体練習に合流し、しばらくピッチから遠ざかる小川慶治朗の士気もすこぶる高い。残り9試合、戦いの先に歓喜があると信じて、神戸は勝ち点を積み上げていく。
(神戸担当 小野慶太)
2014/09/26 07:00