19日、神戸はポゼッション練習などで精力的に汗。日本代表から戻った森岡亮太も通常メニューをこなし、今節のJ1第32節・横浜FM戦への必勝の機運を高めた。
神戸の“脳力”の代名詞・橋本英郎は、「本番になれば相手のプレッシャーも速いので、(つなぎを)どこまで出来るか。(小川)慶治朗を(裏に)抜けさせることもある」とし、柔軟なポゼッションの大切さを話した。
そんな橋本は、18日に行われた日本代表対オーストラリア代表戦をテレビ観戦。代表メンバーの森岡について話を聞くと、「流れというのがありますよね。新しい選手にはしんどい時期。亮太はブラジル戦で先発で出たけど、少しレベルの下がった相手との試合に出て活躍した選手が当確になっていたりする。他の選手よりハードルが高いのはありますね」と冷静にチームメートの現状を分析。その上で、「クラブで結果を出していけば、どっかのタイミングでチャンスは来ると思う」と若人のトライを見守っている。
残り3試合へ、橋本は「監督は『順位を一つでも上げる』と言っている。みんなで成し遂げたいですね」と意気込みを伝えた。
(神戸担当 小野慶太)
2014/11/19 19:32