■小川 慶治朗(MF/ヴィッセル神戸)
「相馬さんのクロスに合わせたゴールが良かった」
9月に開催された4試合すべてに先発出場し、3得点の活躍。第32節~第34節は3試合連続で得点を挙げた。第34節の徳島ヴォルティス戦は、前半12分に先制されるも、49分に同点ゴール。左サイドの高い位置での攻撃的なプレーで、チームの5連勝に貢献した。
――9月の月間MVPに選出されました。
「評価されたことは素直にうれしいです。ただ、決定機はしっかり決めることができましたけど、トータルで見たら決して良いとは思っていません。これに浮かれることなくやりたいですし、月間MVPは名誉なことなので、また次、狙っていきたいと思います」
――9月は3得点。いずれも違う形でのゴールでしたが?
「(第34節・徳島戦の)相馬さんからのクロスに合わせたゴールが良かったですね。僕の一番得意な形は走り込んでクロスに合わせることですし、チームとして得点が取れたと思います。北九州戦(第32節)のゴールは、思い切り振り抜くことができました。(森岡)亮太君が相手を引き付けてくれたので、僕自身、前に行くことができました。1対1になって、イメージどおりでしたね。ただ、相手DFに当たって、それでドライブ回転して入ったんですけど(苦笑)」
――9月は3勝1分で負けなしでしたが、内容面に課題を残していたと思います。
「長崎戦(第33節)の前半の場合は、耐える気持ちを大事にしていました。それと同時に、どこかで前に出て行く推進力を出したいと考えてやっていましたね。守備でもしっかり走って、それから前に出て行く。そういう姿勢を忘れないように心掛けています」
――残り4試合の抱負を教えてもらえますか。
「松本戦(第37節)のようなサッカーが神戸のベースになってくる。あのゲームを残り試合すべてでやることを目指したいですね。J1昇格、J2優勝へ向けて、自分たちのサッカーをしっかり見つめ直したい。好ゲームと言われて、それでいて結果もついてくるように戦っていきたいと思います」
(神戸担当 小野慶太)
2013/10/31 22:07