横浜FMは15日、樋口靖洋監督が14シーズンをもって退任することを発表した。樋口監督は10年にヘッドコーチに就任し、12年には監督に就任。13年は優勝争いの主役を演じて2位の好成績を収め、14年元日の天皇杯決勝では広島を破って04年以来のタイトルをもたらした。
この日、囲み取材に応じた樋口監督は「結果責任は監督が背負うもの」と清々しい表情で語った。今季の残り3試合は引き続き指揮を執り、勝ち点獲得を目指す。また、嘉悦朗社長は今回の決定と今後について「樋口監督の功績は大きい。でも新しい風が必要。彼が作ってくれた基盤を生かしていく」ことを宣言し、後任人事に着手する。
(横浜FM担当 藤井雅彦)
2014/11/15 16:56