5日は30分×3本の紅白戦を行った熊本。通常、練習用ウェアの上にビブスを着て行うが、この日は練習試合用の赤と白のウェア、白組は仲間隼斗が、赤組は吉井孝輔がキャプテンマークをつけるなど、本番さながらの文字通りの“紅白戦”となった(特別な理由はなかったとのこと)。
多くの選手が長時間プレーし、引退を発表している藤本主税も「3本目は疲れて記憶にない」と苦笑いしていたものの、90分間“フル出場”した。 途中、相手のチャージを受けてファウルをアピールしたが笛は鳴らず、そのまま失点につながったことで、北嶋秀朗“主審”に激しい口調で詰め寄るシーンもあるなど、終始緊張感のある雰囲気。紅白戦の後にはしっかり握手をかわしていたが、「反省してます」と、藤本も少し沈んだ様子だった。
それでも、「前での仕事を意識してチャンスにも絡めた」と、手応えはつかんだよう。今年のホーム最終戦として愛媛を迎える今週末の40節、出番がくることを期待したい。
(熊本担当 井芹貴志)
2014/11/05 17:37