冨樫剛一監督がチームを率いて以降、チームの中心としてピッチ内の監督のような働きをしているのは中後雅喜だ。「中後さんからコミュニケーションを取ってきてくれるので、うまくいっている」と若手選手からの信頼も厚い。
4日の第35節・熊本戦に向けては「球際で負けないことは一番大事、そこで負けるとリズムが自然と相手の方に流れてしまう。相手の良い部分を上回ることが大事だと思う」(中後)と相手の良さを消しつつも「自分たちが3試合続けていること、アグレッシブに戦う、前へ前へ、攻守の切り替え、そういうことをやりながら戦えればいいと思います」とコメント。
若い選手が多い東京Vを引っ張っているのは中後や平本一樹といったベテランの選手たち。チームはJ2残留に向けて進んでいるがベテランの選手のチーム内の役割は非常に大きい。
(東京V担当 柴原貴彦)
2014/10/01 19:08