9月30日、井上平のひょんな一言が流行った。この日の練習後、ほぼ最後にシャワールームから出てきた井上は、どうやら一緒に帰途に就く森勇介を長いこと待たせていたようだったのだが、その際にこうポツリ。
「ちょっと神対応してきていい?」
“神対応”とはファンサービスのこと。アイドルなどが握手会等で見せる、真心のこもった対応を指すフレーズである。はじめは森も何のことかポカンとしていたが、すぐに「ああ神対応ね(笑)」と理解すると、その場に居合わせた田中智大、太田岳志としばしの話題に。いつもの“ファンサ”という表現ではなく、「僕の神対応は(シャワー前に)もう終わりました(笑)」(田中智)などと多用していた。
当の井上はというと、自分を待ってくれていたファンと長い時間、満面のスマイルで対応。自分で自分をそう表現するおかしさを分かった上で「俺はいつも神対応だから(笑)」とおどけていたように、ファンを大切にする姿はこの日に限ったことではなく、いつもどおりの“神対応”であった。
ちなみに話題は“塩対応”にも連鎖。ファンに対してつれない態度をとることを意味する反対語らしい…が、もちろん“塩対応”を見せる選手は岐阜にはいない。
※選手たちに対する最低限のマナーは守りましょう。
(岐阜担当 村本裕太)
2014/10/01 18:48