J1第24節のG大阪戦では0-2で敗れたC大阪だが、「意欲的にやってくれている」(大熊裕司監督)と、選手は気持ちを落とすことなく、中2日で迎える今節のJ1第25節・名古屋戦への準備を進めている。
G大阪戦では、宇佐美貴史からの1本のパスで阿部浩之に裏を取られて失点した形になったが、名古屋にも、パスの出し手であるレアンドロ・ドミンゲスと、受け手である永井謙佑や川又堅碁がいる。
「攻めている時のリスク管理が大事。後ろのチャレンジ&カバーを常に声を掛け合いながら行いたい」と、ディフェンスリーダーの山下達也は話す。永井謙佑との対面が予想される酒本憲幸も、「こっちが攻めている時こそ、気を付けたい。常に意識に入れるというか、(永井を)前に置く意識で守りたい」と同調する。
また、長居での“永井対決”となる永井龍は、「向こうも永井(謙佑)なので、長居で永井(謙佑)にやられたくない。永井(龍)がゴールします」と宣言した。
今節は、19時開始がC大阪対名古屋戦を含む2試合のみであり、残留を争う他チームの結果を知ってからの一戦ともなるが、「他チームがどうのこうの、という意識は全くない。どの試合でも勝ち点3を取りに行く覚悟で戦う」と大熊監督は話した。
(C大阪担当 小田尚史)
2014/09/23 07:00