ドウグラスが出場停止だった2試合にわたってCBに入った松下裕樹。その2試合では連続完封という、これ以上ない結果をもたらした。しかし、本人は特に前節の群馬戦(第30節/1○0)の自分の出来に納得していない。
「簡単にはね返すことを念頭に試合に入ったが、状況が良ければトラップして味方につなげたり、もっと判断をしっかりすればよかった。後半はただクリアするだけだと攻撃に行けない状況が続いた。味方にパスを渡して動き直してボールを受けたり、もうちょっとチャレンジしたかった」と、悔しさをにじませた。
松下裕樹が公式戦で4バックのセンターを務めたのは群馬戦で3試合目。それでも無難にこなすだけでは満足せず、新しいチャレンジをしなかった自分を許さない。
横浜FCの13戦負けなしは、間違いなくこのようなベテランが支えている。
(横浜FC担当 村田亘)
2014/09/11 20:17