富山への期限付き移籍が決まった宮吉拓実へ、下部組織からともにプレーしてきた選手らがエールを贈った。
下畠翔吾は「プレーしたいという思いは強かったと思う。どこに行っても同期でありライバルでもある。応援したい」と心境を語った。また自身も2012年にJFLの佐川印刷(現・佐川印刷京都)へ期限付き移籍した経験を踏まえて「新しいサッカーに適応する時間は短くしないといけない。ただ、ミヤ(宮吉)はけっこう柔軟やし、どんな戦術でもやれるんじゃいないか」と話している。
13年に富山へ期限付き移籍した三根和起は「安間さん(安間貴義監督)は自分のサッカーを当てはめるんじゃなくて、個人のプレースタイルを考えて役割を与えてくれる。ミヤ君の良さが出ると思う。富山は苦しい状況やけど、プレーでも人間性でも、チームのプラスになってくれると思います」と期待を寄せる。
ジュニアユースからの同期である駒井善成は「寂しいけど、富山で大きくなって、また一緒にプレーできるのを楽しみにしている。(京都に在籍経験のある)ミチさん(秋本倫孝)やミズさん(水谷雄一)の存在は心強い。ストライカーなので、自分の力で数字を出して帰ってきてくれることを期待しています」という言葉で宮吉を送り出した。
(京都担当 雨堤俊祐)
2014/08/08 11:31