25日、C大阪は舞洲グラウンドで大阪学院大と練習試合を行い、1-2で敗戦。10分に新井場徹の得点で先制するも、その後、逆転負けを喫した。
ただし、トップチームに別メニュー組が多いこと、「ここ1週間、ハードなトレーニングを重ねてきた」(マルコ・ペッツァイオリ監督)ために全体の動きが重かったことも考慮する必要がある。それらを踏まえた上で、「センターラインまではボールを運べたが、ラスト25mを崩すアイディアが足りなかった」ことは課題として残った。
和歌山キャンプでは相手ボール時のプレスの意識を高めてきたが、攻撃のバリエーションなどは「まだ手を付けていない状態」(ペッツァイオリ監督)。この試合ではボールを握る時間帯が長かったため、崩しのアイディア不足が露呈された格好となった。
また、この日はキム・ソンジュンの獲得も正式に発表された。キムは、「ポジションはボランチをやることが多かった。パスを前に通してゲームを作ることが持ち味。コンディションを高めてチームに貢献したい」と話した。
C大阪は明日・26日からミャンマー遠征に出発。現地で28日にミャンマー代表と試合を行い、30日に帰国予定となっている。
(C大阪担当 小田尚史)
2014/06/25 18:55