和歌山キャンプ3日となった18日は、一日中雨が降り続く悪条件下でのトレーニングとなったが、「一つひとつのメニューに対して選手は集中力高く取り組んでくれた」(マルコ・ペッツァイオリ監督)と中身の濃い練習が行われた。
午前は主にビルドアップの練習を、午後はプレスの確認や攻守に分かれた対人ゲームを行う中、午後練習での最終メニューでは、5人1組となってヘディングでリフティングを続けるゲームを実施。決められた時間の中で、続かなかったチームには腹筋の罰ゲームも課されたため、選手の間で創意工夫を行い、コミュニケーションを取りながら、成功したチームには笑顔も見られた。
「選手との信頼関係を築くことが大事。すべてのメニューを通じて、どの選手にリーダーシップがあって、どの選手が控えめな性格なのか、ということも少しずつ見えてきた」と指揮官は語る。また、この日は午後から羽田憲司U-18コーチも合流。全体練習後にはペッツァイオリ監督と話し、新井場徹とランニングする光景も見られた。
(C大阪担当 小田尚史)
2014/06/18 19:08