仙台は宮崎県延岡市で6月18日からキャンプを実施している。渡邉晋監督が4月9日に就任してからは初めての長期キャンプということで、戦術の浸透がテーマの一つだ。
そしてもう一つの柱となるのが体力作り。これから心身の消耗が激しくなる夏場の戦いを前に、選手たちは高負荷のフィジカルトレーニングに取り組んでいる。24日午前中の練習では、12種類のサーキットトレーニングを実施。さらにその後に、3人一組でゴール前から反対側のゴール前までの長い距離をダッシュし、シュートにまで持ち込むメニューを30分間行った。
延岡は涼しい日が続いていたが、24日には晴れるなど、午後には30℃を越えた。「気温も上がり、鍛える条件が整ってきた。この厳しい中でも走り抜く、そしてフィニッシュまでやり抜くための練習です」と里内猛フィジカルコーチはその狙いを語る。なお、午前練習を終えた渡邉監督らコーチ陣は、宿舎までの道を走って帰っていった。
(仙台担当 板垣晴朗)
2014/06/24 20:51